難消化性デキストリンという名前からもわかるように、消化が難しい物と想像できます。
デキストリンというのはでんぷんから得られる炭水化物の事です。
消化が難しい炭水化物をなぜ、わざわざ青汁に配合するのでしょうか。
炭水化物の事と言いましたが、厳密には総称であり、さらに細かく見ていくと、難消化性デキストリンは水溶性食物繊維の一種である事がわかります。
名前のイメージはあまり良くありませんが、トクホにも認められているものです。
整腸作用、食後の血糖値の上昇を緩やかにする作用、中性脂肪の上昇を緩やかにする作用があります。
難消化性デキストリンはトクホの食品の約3割に使用されています。
このことからも青汁に難消化性デキストリンが含まれていても、健康に悪い物ではないので安心です。
ただし難消化性デキストリンを配合しているからといって、手放しで喜べない部分もあります。
というのも難消化性デキストリンを使用している青汁は、価格が安い傾向があるからです。
食物繊維の一種だから体に害はありませんが、天然の食物繊維を使用するとコストが高くなり、結果的に青汁の価格も高くなってしまいます。
もちろんこういう青汁は高品質だから安心ですが、毎日続けるとなるとコスト面の不安も出てきます。
人工的に作った、難消化性デキストリンはコストを安く抑えられますから、その分青汁の価格も安くできます。
難消化性デキストリンは人工的に作った物ですから、腸では吸収されず過剰摂取するとお腹を壊す事があります。
ただしこの場合は多く飲んだケースが多いので、1日の目安を守っていれば避けられる事です。
多少個人差もありますが、過剰摂取にならなければお腹を壊す事はないでしょう。
難消化性デキストリンを含む青汁を飲む場合は、1日あたりの容量を守ってください。
人によっては作用が強く出てしまう事がありますので、その場合は量を減らすか種類を変える事をおすすめします。
容量を守ると効果をしっかりと出す事が可能です。
